府中市美術館の企画展示室で現在開催中の展覧会は、「山田正亮の絵画-<静物>から<Work>…そして<Color>へ」。この展覧会には、山田正亮さんが18歳の頃から30歳の頃までに制作された作品が主に出品されているのですが、その点数の多さには驚きました。戦後間もない頃から高度成長期が始まる頃の激動する日本において、山田さんが禁欲的なまでに自らの絵画を追い求めた軌跡がたどれる展示内容となっています。昨日の午後からは、山田さんご本人による講演会もあり、たいへん盛況でした。今年で75歳になられる山田さんですが、とてもお元気そうなお姿を拝見することができました。
「山田正亮の絵画-<静物>から<Work>…そして<Color>へ」
8月14日(日)まで
府中市美術館
東京都府中市浅間町1の3
京王線・東府中駅より徒歩15分 / 京王線・府中駅からバス10分